天然バイアグラ「赤プエラリア」輸入サプリから、本物のバイアグラ成分検出

バイアグラと同じ医薬品成分が検出!

千葉県健康福祉部薬務課は7月13日、「医薬品成分を含有するいわゆる健康食品の発見について」と題する記者発表を行いました。
それによると、今年6月、インターネットを通じて購入した健康食品を千葉県衛生研究所で分析したところ、25製品のうち1製品から医薬品成分が検出されたといいます。

問題の健康食品「M Smart Plus(エムスマート プラス)」は体力不足、性機能の低下等に効果があるとし、天然薬草配合で即効性があることをうたっていました。
医薬品成分が入っているにもかかわらず、健康食品としてこれを利用した場合、心配されるのは医薬品としての副作用です。

赤プエラリアとは?

「M Smart Plus」は天然のバイアグラとも呼ばれる「赤プエラリア」を配合し、タイ国内で非常に人気があるとされています。
性行為の30分~60分前に1~2錠を服用するもので、ネット上には「服用からのスピードと精力剤特有の副作用がない」等のキャッチコピーを確認できます。
一方、高血圧や心臓疾患のある人は服用を控え、他の医薬品との同時服用は避けるように注意を促してもいます。

赤プエラリアは、タイ北部やミャンマーの山岳地帯などに自生し、現地では古くから精力剤として用いられているといいます。
このように自然植物に由来する成分であることが強調されると、「医薬品のような副作用がないから安心だ」と受けとめる人もいただろうと推測されます。
しかし、実際には、同健康食品からはバイアグラと同じ「シルデナフィル」成分が検出されたのです。

健康食品を標榜するものでも医薬品成分が含まれていれば医薬品に該当します。厚生労働大臣の承認を受けずに医薬品を製造販売することは法律で禁止されています。

気になる症状は直ちに病院へ!

問題となった健康食品からは「シルデナフィル」が検出されました。シルデナフィルは、シルデナフィルクエン酸塩(販売名:バイアグラ錠)として医薬品の承認を受けています。
シルデナフィルには、血管拡張、頭痛、動悸といった副作用があります。また、高血圧及び狭心症の薬の一部との併用で降圧作用が増強し、過度に血圧が下がる危険性が指摘されています。

千葉県健康福祉部薬務課によれば、この健康食品による健康被害は現在のところ報告されていないということです。
しかし、健康被害のおそれが否定できないため、「この製品を使用している方は直ちに使用を中止してください」と呼びかけています。

やはり医薬品ですから、無闇な服用は危険、ということですね。
これはこの商品に限らず、ED治療薬にも言えることですので、不安な症状が出た場合は、最寄りの医療機関、保健所等に相談してくださいね。

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